爆裂！パチンコエンジェル

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大学4年生のさくら（星美りか）は、就活の真っ最中。さくらには同い年の育夫（吉岡睦雄）という彼氏がいた。育夫は就活もせずに、日々お気に入りのパチンコ店「SAKURA」に通っているのだった。このパチンコ店「SAKURA」は彼女であるさくらの実家であった。当然このパチンコ店の社長はさくらの父親・元像（ホリケン。）である。実は、さくらと育夫はこのホールで出会い付き合い始めたのだったので、2人にとっては“愛のキューピットホール”ともいえる場所だった。しかしそれはさくらにとって気に食わない事実だった。 そんなある日、さくらは就活の帰り道に「SAKURA」の前を通る。しかし「SAKURA」は昔のような活気がなく、閑散としていた。育夫の情報によると、近隣に悪名高き大手チェーン店が進出してきて、客がそちらに流れているらしい。元像も経営をって直そうと努力するがうまくいかず、借金だけが増えていった。ついに元像は店を店長の浩司に譲る決心をする。しかし浩司は店を譲られた後、大手チェーンの傘下に入ると言い出す。そんな浩司の決意に元像は大手チェーンへ「SAKURA」を売却する決心をするが…。その裏には大手チェーンと浩司の周到な「SAKURA」買収計画があったのだ。その事実を知ったさくらはパチンコ店「SAKURA」の再起に奮闘するが…。
(C)2012 竹書房

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